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横浜市港南区で訪問マッサージに力を入れている治療院です

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院長ブログ

施術者の役割は治療だけではありません

先日お伺いした患者様のご家族様よりこんな相談がありました。

「デイサービスで転倒してしまった。(状況をお話しして頂いた上で)
先生この状況どう思いますか?怒りで眠れないんだけど、私の感覚が間違ってるのかもしれないし、誰にも相談できなくて・・・」

状況や私がどう感じたかは置いておきまして、このような相談をして頂けたことが施術者として非常に有難いことです。

エムズサポートでは、
「患者様とご家族様の心身のケア」
をモットーにしておりますので、相談する相手がいなくて私に相談して頂けたことは、普段の接し方が間違っていなかったんだと認識できるできことでした。

その方には私なりの意見、他の所の事例等をお話しさせて頂き、ご家族様からは「先生に来てもらってよかった!なんだか今日は眠れそうだわ!」と仰って頂けました。

施術者は治療をすることだけが仕事ではありません。

もちろん訪問マッサージに限らず、小児はりや産後骨盤矯正にも言えることであり、お話を聞くだけでも精神的に落ち着き、不満が解消するだけでなく、結果的に内臓にも良い影響を与えることも大いに期待できます。

小児はりや産後骨盤矯正に来られる方には、子育ての悩み、旦那様への愚痴がある方も多くいます。

旦那様への愚痴、子育ての悩みに関しては託児担当の妻が共感する部分を多く持っていると思いますので、是非施術終わりには子育て談話なんかもして頂ければと思います。

※旦那の愚痴に関しましては、私に聞こえづらいようお願いします(笑)

それでは皆様のご来院、お問い合わせをお待ちしております。
2017年01月18日 12:30

小児はり勉強会でのお話

先日名古屋にて行われた小児はりの勉強会で、会長の講義にて大変興味深い話がありました。

「こどもはりの日」

年に一回、治療院を解放し子供達に来てもらい小児はりを体験してもらいつつ、ゲームがあったりスタンプラリーをしたりするというもの。

会長の治療院には、去年のこどもはりの日に120人を超えるお子様が集まったとのことでした。

私も小児はりをもっと多くの人に知って頂くきっかけとして、まずは子供達が行きたくなるようなイベントをやりたい、そういう気づきもある勉強会でございました。

・疳の虫(キーキー声、よく噛む、つねるなど)
・夜尿症
・食欲不振
・風邪を引きやすい
・喘息
・アトピー

などなど。

お子様のことでお悩みがありましたら、是非お問い合わせください。
2017年01月17日 13:00

産後骨盤矯正と肩こり

エムズサポートにて産後骨盤矯正を受ける患者様の症状で多いものは、

圧倒的に腰痛です。

「産後の骨盤の歪み=腰痛=骨盤矯正」という認識はここ数年でだいぶ周知されてきています。

しかし主訴が腰痛であっても、大腿部痛・膝痛・肩こりなど他の症状についてもお話していただけることが多いのですが、

その中でも肩こりは「子供を抱っこするから肩こりがひどくて…」と仰られる方が非常に多いです。

確かに子供を抱っこすることにより肩こりは出ますが、肩のマッサージをしてもその場では軽くなっても、数日たつと元通りということが多いのではないでしょうか?

それは根本を治していないことが原因と考えられます。

例えば……

乾電池は電池の効き目が悪くなっても手のひらでスリスリと摩擦熱を加えると、また少しの間使えるようになります。

古いテレビはバンッと叩くと少しの間見れるようになります。←だいぶアナログ時代の話ですが(笑)

共通しているのは「少しの間」ということです。


産後の肩こりも、抱っこが原因ではなく骨盤の歪みからくる脊柱(背骨)の歪みが原因だとすると、肩のマッサージはその場しのぎになりかねません。

むしろ、肩に触れなくても産後骨盤矯正だけして肩こりが楽になるということもあるのです。

ですから当院ではまずは産後骨盤矯正を数回受けて頂き、まずは骨盤・脊柱の歪みを改善した上で、まだ肩周りの症状が残るようでしたら、そこで肩周りの施術をお受けいただくことをおすすめしております。

それが「少しの間」を防ぐポイントだと思っております!

もちろん産後骨盤矯正と同時進行で、肩周りのマッサージを受けて頂くことは可能でございますのでお気軽にお問い合わせください。
2017年01月16日 16:45

雪の名古屋に来ています



小児はりの勉強会で名古屋に来ています。

ご覧の通りの積もり具合。

もう名古屋は降っていないのですが、名古屋より西方面の雪の影響で新幹線に遅れが出て、駅が軽いパニック状態。

私が乗る予定の新幹線も1時間半近く遅れているため、何度も名古屋に来る中でまだ食べれていない名物、味噌カツを食べようと行列に並んでいます。

今日の勉強会も非常に為になり、ここに参加する度に治療へのモチベーションが高まって帰宅できるので、非常に貴重な時間でした。

明日からの治療、鍛錬も頑張って参ります!
2017年01月15日 15:00

訪問マッサージで施術拒否の患者様対応・筋萎縮性側索硬化症の患者様

昨日は訪問マッサージで最初に担当させて頂いた患者様についてお話ししました。

本日はその他の患者様についてお話しします。

昨日の方はとても優しい、心から喜んで頂いていた患者様でしたが、
皆様そういう方という訳にはいきません。

行くたびに「また来たのか!帰れ!」と言われたり、
暴力を受けることもあります。

その多くはご家族様と、ご本人様の希望が合致していないことが原因であることが多く、
ご家族様は筋力をつけたいから機能訓練の依頼をする、
しかしご本人様は病気になられたことを受け入れることができず、
「なにをしたって仕方ない」と投げやりになってしまっているのです。

投げやりになってしまう方の多くは男性です。

今まで仕事に全精力を注いでこられて、たくさんの方に頼られてきていたのが、
病気によって、奥様やお子様に介護を受けるようになる訳ですから、その気持ちはすごくわかります。

そんな方にはこう言います。

「やる気になったらでいいですから、一緒に運動しましょう!
ただ、一緒に運動して頂けなくても、私は毎週来ますからそこは諦めてください。
どっちにしても私が毎週来るなら、リハビリ頑張って、早く私が来なくなる方がいいんじゃないですか?笑」

だいたいそう言うと、「しつこい奴だなぁ」なんて言いながら、渋々運動して頂けるものです。

その他に、私が印象深く残っている患者様はたくさんいるのですが、
「筋萎縮性側索硬化症」という進行性の病気で、全身の筋力が低下していき、最後は呼吸をする筋力まで低下してしまう病気を患っている方がいました。

まだ40代の女性で、お子様が大学生、高校生の方でした。

その方はとにかく筋力低下を遅めてほしいというご依頼でしたので、

毎週筋力トレーニングや、発声練習等行っていたのですが、
ある日突然仰られたことは今でもよく思い出します。

「松前先生、今までありがとね。お陰様で少し長く生きれたみたい!」

お変わりない様子でしたので、なにを仰ってるのか、?でしたが、
帰り際に明るく言われたので、私も明るく
「また明後日来ますね!」とお伝えしましたが、翌日ケアマネさんより訃報の連絡がありました。

私はご自身の病気を知っているのに、いつも明るい患者様にパワーを頂いてばかりでしたが、
その方の最期に携わることができたことはとてもいい経験で、

今でも患者様で「もう死んだ方がマシ!」など仰られる方には、その患者様のお話をします。

それを聞いても「自分には関係ない」と仰る方もいますし、
「生きてる限り頑張らなきゃ」と思って頂ける方もいます。

そういう経験の積み重ねで様々な患者様に対しての治療だけでなく、
お言葉かけなども考えられるようになってきていると思います。

十人十色で、その方々に合ったお声かけをしないと逆にやる気を損なってしまうこともあり、
施術はもちろんですが、
「患者様との接し方・距離感」をいかに早く判断できるかも大切な技術です。

この技術を磨くため、今後もたくさんの経験を積み重ね、
少しでも多くの患者様の心身のケア、介護者様の介護負担軽減を目指し施術を全力で行って参りたいと思います!

是非当院までご依頼をお待ちしています。
2017年01月14日 14:00

訪問マッサージ 患者様のお話

昨日、訪問マッサージの最初の患者様のことを鮮明に覚えているというお話をさせて頂きました。

その方は95歳の女性で、お茶屋さんを営まれていた方でした。

最初の患者様ということもあり、緊張してたまらなかったのですが、お伺いすると、
お嫁さん、愛犬が迎えてくれて、患者様に挨拶した際も、明らかに新人という雰囲気が出ていたであろう私を快く受け入れて下さり、

施術中も、「あぁ気持ちいいわ、ありがとう」と、何度も何度も言って頂き、
帰り際にお嫁さんから「すごく喜んでいたので、これからも末長くお願いします」と言って頂き、これだけ喜びの声を直に聞けることにすごくやりがいを感じた瞬間でした。

正直特別な手技はしていなかったので、お話をしながら身体をさすってもらうということが、患者様にとっていい時間だったんだと思います。

もちろんそのような患者様だけではないのですが、その方が最初の患者様になられたことが、
私の訪問マッサージへのイメージを覆し、ここまで続けてこれた大きな出来事でした。

次はそれから担当させて頂いた他の患者様についてお話したいと思います。

続く…
2017年01月13日 09:00

訪問マッサージとの出会い

前回まで長々と産後骨盤矯正・小児はりを始めるきっかけなどを紹介しましたが、今回は3本柱の一つ、訪問マッサージを始めることになったいきさつをお話しします。

訪問マッサージは専門学校を卒業して最初に行った治療で、現在に至るまで9年間程行っており、3本柱の中では一番長く従事しています。

しかし最初に就職したときには、「3年程経験したら違う分野へ…」と考えており、こんなにも長く行うとは思ってもいませんでした、まして訪問専門で開業するとは夢にも思わず。。

ではなぜ最初に訪問マッサージをやろうと思ったか、それはとても不純な動機です(笑)

「ご高齢者を喜ばせたい!良くなってもらいたい!」などという高い志はなく、

高校卒業→専門学校→就職という私にとって、社会人として世に出る最初でしたので、
ただ単に「社会保障がしっかりしていて、労働法規等も整備されている法人企業に勤めたい」ということが動機でした。

正直、寝たきりの方と接する不安はありましたが、いざ業務につくと、ものすごく楽しくやりがいを感じる現場でした。

私が一番最初に担当させて頂いた患者様のことは今でも鮮明に覚えています。

その患者様のことを書くと長くなりそうなので、今日はこのあたりで…続く
2017年01月12日 09:04

小児はりにおぼれる日々

いよいよ小児はりの治療家デビューした私ですが、まずは多くの子供たちを診させていただくためモニター募集を開始しました。

募集というよりも、妻のママ友、親戚の友人、私の友人、友人の友人と声をたくさんかけたりと半ば強引なやり方です(笑)

声をかけていく中で、改めて「小児はり」の認知度の低さを痛感。

「なにそれ?初めて聞いた!」

「はり?!痛くない?」

などという声がほとんどです。

まずは、「小児はり」というものそのものを広めるところからだなと決心!

訪問マッサージの合間を縫っては、高速道路を飛ばし数分お邪魔しては次の家へ、
という日々を繰り返しました。

施術開始当初に技量もない私に、快く大切なお子様を託して下さった方々なくして、こうして「小児はり」と大々的に宣伝をし、治療をできる状態にはなりませんでしたので、改めて感謝申し上げます!

このあたりで小児はりを始めるまでのエピソードは締めましょう、

長すぎましたね(笑)

失礼しましたm(__)m

次は訪問マッサージとの出会いですかね!

お付き合いください(笑)
2017年01月11日 14:24

訓練!訓練!!訓練!!!

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前回お話しした小児はり講習会で出された宿題、鍼を叩く訓練。

これがまぁキツいのなんの。

どんなものかと言いますと、写真の金色の部分を上に、黒い部分を持ち、とにかく金色の部分を叩き続けるというもの。

翌月の第一回講習会まで、毎日3000回(20分間)が課題でした。

実際にこの鍼を叩くことは治療ではせず、肩の関節を軽くして小児はりをする際に、肌を軽く擦るために必要になる訓練とのこと。

初日、3分経過時点で肩の周りが痛い。。動きが小さくなる。。
残り16分程が途方もなく長く感じましたが、「あ”~~!」ともがきながら行い、なんとか終了!

この訓練の段階で小児はりを辞めてしまう人が大半と聞いていましたが納得(笑)

次の日、その次の日と続けていくうちに辛い時間も短くなっていき、治療に効果が出ていることも感じました。

我が家には絶好の患者(当時3歳、1歳)が2名いたので、毎日鍼を擦っていたんですが、最初の頃は痛がったり、くすぐったがったりしていましたが1週間もしないうちに「気持ちいい、もっとやって」っというようになったんです!

これには驚き、訓練へのモチベーションが高まりました。

10日程叩いてからは、20分間は痛みも何も感じずになってきたので時間を30分に延長です。

旅行で朝早く家を出る日は、朝5時頃から鍼を叩き、飲み会で遅くなった日はバスのところを徒歩で帰宅し、酔いを冷まし24時近くから叩いた日もあり、なんとか毎日一か月間続けることが出来ました。

1か月後の講習会の日、受講生皆で鍼を叩いた際に、先生から「しっかりやってきたね!」と毎日叩き続けたことを見抜いて頂いた際には成果を改めて実感。

その後、訓練は3か月間、最終的には一日6000回を叩き続け、我が子や親戚の子供にも気持ち良い刺激で小児はりを行えるようになってきたため、いよいよ本格的に小児はりの治療家としてのキャリアが始まりました!
2017年01月10日 09:34

いざ大阪へ!

いざ、大阪での勉強会に出発です!

とその前、現在舞台役者として頑張る友人の舞台を観劇し、友人の頑張る姿に刺激をもらいました。

役者というと、いつ花が咲くかわからない仕事。

花が咲かずに終わってしまう人がいるのも事実です。

そんな環境の中、アルバイトをしながら舞台上で多くの人に笑いと感動を与えている姿はとても刺激になり、
自分も新たに取り組む分野を頑張らなければ!!と思わせてもらえる時間を過ごすことが出来ました。

前泊をし、会場は森ノ宮医療専門学校さんです。

卒業して以来、初めて「学校」という場所に行きなんだかワクワクしました。

受付をし、会場の広さにびっくり。

100~200名くらいいたのではないでしょうか。

こんなに「小児はり」に興味を持っている人がいること、

また、この大勢の中でより技術を高めていかなければいけないことに対し、身が引き締まる思いでした。

座学、実技、治療見学とあっという間の1日が終わり、翌月から希望者対象の研修会があるとのことで早速申し込み、それまでの1か月間で小児はりを叩き続ける宿題が出されたのですが、これがまた戦いでした。

1日3000回、20分間とにかく叩き続けるという訓練。

これが小児はり上達へのカギでした。

絶対に負けられない戦いの始まりです。
2017年01月09日 12:07

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