産後うつについて
産後うつという言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?産後うつとは育児へのプレッシャーや不安がストレスとなり発症するもので、旦那さんやご両親の協力を得られず、1人ですべてを抱え込んでしまったり、責任感が強く完璧主義な人ほど発症しやすいうつ病の一種です。
出産後は夜間の授乳やおむつ替えなどで睡眠不足になり、日中寝ようにも子供がお昼寝している間に家事を済ませようと考え、お昼寝の時間も取れずに疲労困憊。。
いつしかイライラするようになり、時には気分も落ち込んでしまう、そんな人は産後うつに注意しましょう。
産後はただでさえホルモンバランスが乱れており精神的に不安定になりがちです。
そんな中で育児・家事に追われ、それを両立できないことへの罪悪感などが作用して産後うつを発症すると考えられています。
こんな症状ありませんか?
・イライラして仕方ない
・パートナーに対して怒りを感じることが増えた
・他人との交流が面倒に感じる
・子供はかわいいが子育てが苦痛
・落ち込んで涙が出る
・過食、拒食気味になる
当てはまる項目が多い方は、1か月検診の際に医師に相談したり、自治体の相談窓口があれば一度話を聞いてもらうと良いでしょう。
では産後うつにならないための対策についてですが、
1.完璧にやろうとしない
2.睡眠時間を確保する
この二つならば仮に協力者が得られない場合でもできるのではないでしょうか?
1.完璧にやろうとしない
上述のとおり産後うつは完璧主義者に多い傾向です。
今まで家事や仕事を完璧にこなせていたから、出産前は子育ても完璧にこなせるだろうと思っていたがそうはいかない、そんなギャップがうつ症状を発症させてしまいますが、子育ては完璧にできないのが当たり前なのです。
子供はママの都合は考えず、突然泣いたり、おしっこやうんちをしたりします。
家事の途中でもです。
子供の世話は後回しという訳にはなかなかいかないと思いますが、家事はどうですか?
「洗濯物はたまにはコインランドリーでもいっか(干すという作業がなくなります)」
「ご飯はスーパーの惣菜にしちゃおう(作る時間だけでなく、後片付けも必要なくなります)」
いい意味で手を抜けることありませんか?
是非完璧を求めず手を抜いてくださいね。
2.睡眠時間を確保する
睡眠不足はホルモンバランスの乱れを加速させてしまいます。
夜にまとめて睡眠時間を確保するのは難しいかもしれません。
しっかりお昼寝をして、トータルでの睡眠時間を確保しましょう!
そのためには、先程の完璧にやろうとしないということと重なりますが、
「子供が寝ている間に家事をしちゃおう!」ではなく、
「子供が寝ている間に私も寝ちゃおう!」と考える心のゆとりも必要になります。
是非完璧を求めず、どーんと構えて子育てを楽しんでくださいね!
当院の施術中ゆっくり寝て頂いて、施術後は保育士と子育てについて愚痴を話すなんて時間の使い方もおすすめしますよ!
お気軽にお問い合わせください。
2017年01月24日 09:27