産褥期の食事
産後のダイエットで食事制限は控えましょうという話を昨日しましたが、どのような栄養素を積極的に摂るべきなのかをお話しします。今回も昨日の体操同様「産褥期」に注目してご説明しますね。
昨日の繰り返しになりますが、「産褥期」とは、
出産後6〜8週頃で、出産により消耗した体力や身体の変化が元に戻る時期を言います。
従ってこの時期にどのような食べ物を食べるかでお身体の回復度合いなども変わってきますので、大変重要なテーマになります。
ずばり毎食入れて欲しい栄養素は
鉄分・カルシウム・タンパク質です。
鉄分についてですが、出産時の出血や母乳によって、鉄分が不足しがちですので、ママさんは貧血症状が出やすい状態です。
ほうれん草、小松菜、レバー、牛肉などを積極的に摂取するといいと思いますよ!
※お肉には脂質も多く含まれていますので、食べ過ぎには注意してください。
次にカルシウムです。
妊娠中〜産後にかけて、カルシウムが不足しがちになります。
牛乳、魚類、海藻類に多く含まれますので、是非一品食べるように意識してみてください。
最後はタンパク質です。
タンパク質は産後の体力を回復させるために非常に重要になりますので、主菜はタンパク質を多く含むものが良いでしょう。
肉類、キノコ類、魚類、豆製品に多く含まれていますが、上述の通り肉類には脂質も多く含まれているため、摂りすぎには注意してくださいね!
産後は子育てに追われ食事を作っている時間を取ることが難しいことも多いと思いますので、まとめて作って冷凍したり、旦那さんに手伝ってもらったり、出来合いのものをスーパーで買うのも良いと思いますので、「お昼くらい」と考えお昼だけカップラーメンを食べたりすることも極力控えるといいでしょう。
是非食生活に気をつけて産褥期を過ごしてみてくださいね!
2017年01月23日 16:30