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横浜市港南区で訪問マッサージに力を入れている治療院です

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訪問マッサージで施術拒否の患者様対応・筋萎縮性側索硬化症の患者様

昨日は訪問マッサージで最初に担当させて頂いた患者様についてお話ししました。

本日はその他の患者様についてお話しします。

昨日の方はとても優しい、心から喜んで頂いていた患者様でしたが、
皆様そういう方という訳にはいきません。

行くたびに「また来たのか!帰れ!」と言われたり、
暴力を受けることもあります。

その多くはご家族様と、ご本人様の希望が合致していないことが原因であることが多く、
ご家族様は筋力をつけたいから機能訓練の依頼をする、
しかしご本人様は病気になられたことを受け入れることができず、
「なにをしたって仕方ない」と投げやりになってしまっているのです。

投げやりになってしまう方の多くは男性です。

今まで仕事に全精力を注いでこられて、たくさんの方に頼られてきていたのが、
病気によって、奥様やお子様に介護を受けるようになる訳ですから、その気持ちはすごくわかります。

そんな方にはこう言います。

「やる気になったらでいいですから、一緒に運動しましょう!
ただ、一緒に運動して頂けなくても、私は毎週来ますからそこは諦めてください。
どっちにしても私が毎週来るなら、リハビリ頑張って、早く私が来なくなる方がいいんじゃないですか?笑」

だいたいそう言うと、「しつこい奴だなぁ」なんて言いながら、渋々運動して頂けるものです。

その他に、私が印象深く残っている患者様はたくさんいるのですが、
「筋萎縮性側索硬化症」という進行性の病気で、全身の筋力が低下していき、最後は呼吸をする筋力まで低下してしまう病気を患っている方がいました。

まだ40代の女性で、お子様が大学生、高校生の方でした。

その方はとにかく筋力低下を遅めてほしいというご依頼でしたので、

毎週筋力トレーニングや、発声練習等行っていたのですが、
ある日突然仰られたことは今でもよく思い出します。

「松前先生、今までありがとね。お陰様で少し長く生きれたみたい!」

お変わりない様子でしたので、なにを仰ってるのか、?でしたが、
帰り際に明るく言われたので、私も明るく
「また明後日来ますね!」とお伝えしましたが、翌日ケアマネさんより訃報の連絡がありました。

私はご自身の病気を知っているのに、いつも明るい患者様にパワーを頂いてばかりでしたが、
その方の最期に携わることができたことはとてもいい経験で、

今でも患者様で「もう死んだ方がマシ!」など仰られる方には、その患者様のお話をします。

それを聞いても「自分には関係ない」と仰る方もいますし、
「生きてる限り頑張らなきゃ」と思って頂ける方もいます。

そういう経験の積み重ねで様々な患者様に対しての治療だけでなく、
お言葉かけなども考えられるようになってきていると思います。

十人十色で、その方々に合ったお声かけをしないと逆にやる気を損なってしまうこともあり、
施術はもちろんですが、
「患者様との接し方・距離感」をいかに早く判断できるかも大切な技術です。

この技術を磨くため、今後もたくさんの経験を積み重ね、
少しでも多くの患者様の心身のケア、介護者様の介護負担軽減を目指し施術を全力で行って参りたいと思います!

是非当院までご依頼をお待ちしています。
2017年01月14日 14:00

訪問マッサージ 患者様のお話

昨日、訪問マッサージの最初の患者様のことを鮮明に覚えているというお話をさせて頂きました。

その方は95歳の女性で、お茶屋さんを営まれていた方でした。

最初の患者様ということもあり、緊張してたまらなかったのですが、お伺いすると、
お嫁さん、愛犬が迎えてくれて、患者様に挨拶した際も、明らかに新人という雰囲気が出ていたであろう私を快く受け入れて下さり、

施術中も、「あぁ気持ちいいわ、ありがとう」と、何度も何度も言って頂き、
帰り際にお嫁さんから「すごく喜んでいたので、これからも末長くお願いします」と言って頂き、これだけ喜びの声を直に聞けることにすごくやりがいを感じた瞬間でした。

正直特別な手技はしていなかったので、お話をしながら身体をさすってもらうということが、患者様にとっていい時間だったんだと思います。

もちろんそのような患者様だけではないのですが、その方が最初の患者様になられたことが、
私の訪問マッサージへのイメージを覆し、ここまで続けてこれた大きな出来事でした。

次はそれから担当させて頂いた他の患者様についてお話したいと思います。

続く…
2017年01月13日 09:00

訪問マッサージとの出会い

前回まで長々と産後骨盤矯正・小児はりを始めるきっかけなどを紹介しましたが、今回は3本柱の一つ、訪問マッサージを始めることになったいきさつをお話しします。

訪問マッサージは専門学校を卒業して最初に行った治療で、現在に至るまで9年間程行っており、3本柱の中では一番長く従事しています。

しかし最初に就職したときには、「3年程経験したら違う分野へ…」と考えており、こんなにも長く行うとは思ってもいませんでした、まして訪問専門で開業するとは夢にも思わず。。

ではなぜ最初に訪問マッサージをやろうと思ったか、それはとても不純な動機です(笑)

「ご高齢者を喜ばせたい!良くなってもらいたい!」などという高い志はなく、

高校卒業→専門学校→就職という私にとって、社会人として世に出る最初でしたので、
ただ単に「社会保障がしっかりしていて、労働法規等も整備されている法人企業に勤めたい」ということが動機でした。

正直、寝たきりの方と接する不安はありましたが、いざ業務につくと、ものすごく楽しくやりがいを感じる現場でした。

私が一番最初に担当させて頂いた患者様のことは今でも鮮明に覚えています。

その患者様のことを書くと長くなりそうなので、今日はこのあたりで…続く
2017年01月12日 09:04

小児はりにおぼれる日々

いよいよ小児はりの治療家デビューした私ですが、まずは多くの子供たちを診させていただくためモニター募集を開始しました。

募集というよりも、妻のママ友、親戚の友人、私の友人、友人の友人と声をたくさんかけたりと半ば強引なやり方です(笑)

声をかけていく中で、改めて「小児はり」の認知度の低さを痛感。

「なにそれ?初めて聞いた!」

「はり?!痛くない?」

などという声がほとんどです。

まずは、「小児はり」というものそのものを広めるところからだなと決心!

訪問マッサージの合間を縫っては、高速道路を飛ばし数分お邪魔しては次の家へ、
という日々を繰り返しました。

施術開始当初に技量もない私に、快く大切なお子様を託して下さった方々なくして、こうして「小児はり」と大々的に宣伝をし、治療をできる状態にはなりませんでしたので、改めて感謝申し上げます!

このあたりで小児はりを始めるまでのエピソードは締めましょう、

長すぎましたね(笑)

失礼しましたm(__)m

次は訪問マッサージとの出会いですかね!

お付き合いください(笑)
2017年01月11日 14:24

訓練!訓練!!訓練!!!

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前回お話しした小児はり講習会で出された宿題、鍼を叩く訓練。

これがまぁキツいのなんの。

どんなものかと言いますと、写真の金色の部分を上に、黒い部分を持ち、とにかく金色の部分を叩き続けるというもの。

翌月の第一回講習会まで、毎日3000回(20分間)が課題でした。

実際にこの鍼を叩くことは治療ではせず、肩の関節を軽くして小児はりをする際に、肌を軽く擦るために必要になる訓練とのこと。

初日、3分経過時点で肩の周りが痛い。。動きが小さくなる。。
残り16分程が途方もなく長く感じましたが、「あ”~~!」ともがきながら行い、なんとか終了!

この訓練の段階で小児はりを辞めてしまう人が大半と聞いていましたが納得(笑)

次の日、その次の日と続けていくうちに辛い時間も短くなっていき、治療に効果が出ていることも感じました。

我が家には絶好の患者(当時3歳、1歳)が2名いたので、毎日鍼を擦っていたんですが、最初の頃は痛がったり、くすぐったがったりしていましたが1週間もしないうちに「気持ちいい、もっとやって」っというようになったんです!

これには驚き、訓練へのモチベーションが高まりました。

10日程叩いてからは、20分間は痛みも何も感じずになってきたので時間を30分に延長です。

旅行で朝早く家を出る日は、朝5時頃から鍼を叩き、飲み会で遅くなった日はバスのところを徒歩で帰宅し、酔いを冷まし24時近くから叩いた日もあり、なんとか毎日一か月間続けることが出来ました。

1か月後の講習会の日、受講生皆で鍼を叩いた際に、先生から「しっかりやってきたね!」と毎日叩き続けたことを見抜いて頂いた際には成果を改めて実感。

その後、訓練は3か月間、最終的には一日6000回を叩き続け、我が子や親戚の子供にも気持ち良い刺激で小児はりを行えるようになってきたため、いよいよ本格的に小児はりの治療家としてのキャリアが始まりました!
2017年01月10日 09:34

いざ大阪へ!

いざ、大阪での勉強会に出発です!

とその前、現在舞台役者として頑張る友人の舞台を観劇し、友人の頑張る姿に刺激をもらいました。

役者というと、いつ花が咲くかわからない仕事。

花が咲かずに終わってしまう人がいるのも事実です。

そんな環境の中、アルバイトをしながら舞台上で多くの人に笑いと感動を与えている姿はとても刺激になり、
自分も新たに取り組む分野を頑張らなければ!!と思わせてもらえる時間を過ごすことが出来ました。

前泊をし、会場は森ノ宮医療専門学校さんです。

卒業して以来、初めて「学校」という場所に行きなんだかワクワクしました。

受付をし、会場の広さにびっくり。

100~200名くらいいたのではないでしょうか。

こんなに「小児はり」に興味を持っている人がいること、

また、この大勢の中でより技術を高めていかなければいけないことに対し、身が引き締まる思いでした。

座学、実技、治療見学とあっという間の1日が終わり、翌月から希望者対象の研修会があるとのことで早速申し込み、それまでの1か月間で小児はりを叩き続ける宿題が出されたのですが、これがまた戦いでした。

1日3000回、20分間とにかく叩き続けるという訓練。

これが小児はり上達へのカギでした。

絶対に負けられない戦いの始まりです。
2017年01月09日 12:07

小児はりを学ぶ

小児はりを1から勉強しようと決心した私。

早速勉強会を調べてみると、大阪に本部がある「大師流小児はり」というものの存在を知りました。

関東支部もあり、関東地方でも勉強会が開かれているということでそれに参加しようと思いましたが、その年の関東支部の講習は終了しており、
2週間後に大阪であるとのこと。

私、思い立ったらすぐ行動派なんです。

気付いたら申し込んでいました。(笑)

翌年まで待っているのは時間がもったいないですからね!

それまでの間に、小児はりの本を買いあさりとにかく読書読書。

やりたいことに関しての勉強はびっくりするほど楽しく行えました。

そして、いざ大阪出張です!

人生初の出張という響きもドキドキ…
2017年01月08日 17:36

小児はりとの出会い(その2)

前回のブログで、「小児はり」を勉強しようと思ったきっかけを、ある知人の一言がきっかけというところまでお話ししました。

その知人はまだ乳児の自分の子が「小児喘息」と診断され、ステロイド剤を長期服用することに抵抗があると話していました。

その話を聞いた私は、「ん?小児はりって喘息にも効くのかな?」と思い、知識がなかったため、携帯で「小児はり 喘息」と検索をしてみました。

すると自宅でできる小児はりと称して、スプーンを使って肌をさする方法を紹介している方が何人もおり、
見たままを伝えてやってみるようアドバイスしました。

すると翌日、「早速やってみたら夜ぐっすり寝た!本当にありがとう!!」と連絡があり、自分自身すごく驚き、こう思いました。

「スプーンで改善するのなら、しっかり小児はりを1から勉強すれば、もっといろいろな症状を楽にできるのではないか」

これが私が小児はりと出会い、勉強を始めることになった大きなきっかけです。


2017年01月07日 12:19

小児はりとの出会い

前回は産後骨盤矯正との出会いについてお話ししましたが、今回は小児はりとの出会いをお話しします。

「小児はり」というものは聞いたこともないという方も多いと思います。

小児はり治療を行える、鍼(はり)師の国家資格を取るには、まず3年間専門学校に通い、その後国家試験を受けるのですが、
その3年間の中でも「小児はり」についての授業は1回あったかなかったか、
国家試験の問題には、小児はりに関わるものは1問も出ませんでした。

それほど「小児はり」というものは、資格を持っている私達からしても身近なものではなく、より専門的な治療方法なのです。

私も「小児はり」に対しての知識は皆無でしたし、まさか自分自身小児はりを勉強することになるとは思ってもみませんでした。

そんな私がなぜ「小児はり」を勉強しようと思ったかと言いますと、ある知人の一言がきっかけでした。

続く…
2017年01月06日 18:16

産後骨盤矯正との出会い(その2)

前回のブログで、産後骨盤矯正を取り入れることになったきっかけをお話ししました。

いざ取り入れようと思っても、「矯正」という施術にあまり関心を持っていなかったため、まずは勉強です。

いろいろ調べ、いざ実技の実習をして頂ける治療院さんをみつけ、研修をして頂きました。

その先生は柔道整復師の先生で、患者様の90%以上が自費でしか行えない産後骨盤矯正の患者様という方でした。

久々の座学、なんだか楽しかったです(笑)

そして実技は初めての手技のため、難しかったですが約10年業界に携わってきていたので、割と早く理解することが出来ました。

あとは実践あるのみ!

ここで私が恵まれていたのが、モニターになって頂ける方が周りにたくさんいたことです。

親族や妻のママ友など、とても男一人ではない得ることが出来ない人脈。

とにかくいろいろな方に施術をさせて頂き、施術を受けての変化や私が考えていた、「クイック産後骨盤矯正」への意見を頂き参考にさせて頂くことが多く、感謝しております。

特にお子さんをお持ちの方は、様々なコミュニティーがあることを感じましたし、
今後そのコミュニティーの中で当院の話が出てくるよう、
引き続き精進してまいりますので、よろしくお願いいたします!
2017年01月05日 11:21

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