訓練!訓練!!訓練!!!
これがまぁキツいのなんの。
どんなものかと言いますと、写真の金色の部分を上に、黒い部分を持ち、とにかく金色の部分を叩き続けるというもの。
翌月の第一回講習会まで、毎日3000回(20分間)が課題でした。
実際にこの鍼を叩くことは治療ではせず、肩の関節を軽くして小児はりをする際に、肌を軽く擦るために必要になる訓練とのこと。
初日、3分経過時点で肩の周りが痛い。。動きが小さくなる。。
残り16分程が途方もなく長く感じましたが、「あ”~~!」ともがきながら行い、なんとか終了!
この訓練の段階で小児はりを辞めてしまう人が大半と聞いていましたが納得(笑)
次の日、その次の日と続けていくうちに辛い時間も短くなっていき、治療に効果が出ていることも感じました。
我が家には絶好の患者(当時3歳、1歳)が2名いたので、毎日鍼を擦っていたんですが、最初の頃は痛がったり、くすぐったがったりしていましたが1週間もしないうちに「気持ちいい、もっとやって」っというようになったんです!
これには驚き、訓練へのモチベーションが高まりました。
10日程叩いてからは、20分間は痛みも何も感じずになってきたので時間を30分に延長です。
旅行で朝早く家を出る日は、朝5時頃から鍼を叩き、飲み会で遅くなった日はバスのところを徒歩で帰宅し、酔いを冷まし24時近くから叩いた日もあり、なんとか毎日一か月間続けることが出来ました。
1か月後の講習会の日、受講生皆で鍼を叩いた際に、先生から「しっかりやってきたね!」と毎日叩き続けたことを見抜いて頂いた際には成果を改めて実感。
その後、訓練は3か月間、最終的には一日6000回を叩き続け、我が子や親戚の子供にも気持ち良い刺激で小児はりを行えるようになってきたため、いよいよ本格的に小児はりの治療家としてのキャリアが始まりました!
2017年01月10日 09:34