新生児への小児はり
今日は新生児への小児はり治療の一例をご紹介します。小児はりは極端な話で生後すぐから適応になりますが、
新生児の外出を控えるため「生後一か月から」とするのが一般的になっております。
我が子は外出せず治療を受けられるため、生後2週間で小児はりデビューをしました。
便が2日程出ず、苦しそうにしていたため治療をしたのですが、おそらく小児科を受診しても2日程では「様子見」となっているのではないでしょうか。
現に私も小児はりを行う前、上の子2人の時は2日だけではなにもしていませんでした(笑)
ただでさえ小児にはりなんていうとおっかないのに、新生児にはりなんて考えられないのではないでしょうか?
新生児は反応が出やすいため、皮膚に鍼をあてる圧力は2グラムほどです。
一円玉一枚が1グラムですから、撫でるだけの刺激で十分効果が表れます。
それだけ軽い力で、30秒ほど身体を擦っていきあっという間に終了。
昼に施術をし、夕方17時頃にお通じがあり、この時期は母乳だけですので水様便が通常ですが、水様便の中にもボツボツとかたまりがありました。
ボツボツとしたかたまりが堤防となっていたのか、その便が出た後に、どばーっと便が排泄され子供も穏やかな表情で寝ていたのが印象的です。
その夜から夜泣きが減ったため、お腹の苦しさから泣いていたことが想像できました。
・新生児に薬は抵抗がある
・浣腸はまだしたくないけど苦しそうなのをなんとかしたい
そんな方は是非一度ご相談ください!
2017年03月03日 16:03