小児の便秘について
先日便秘で来院された小児の話をさせて頂きました。その子は「コロコロとしたうんちしかでない」・「腹痛」といった症状があったため治療を必要としましたが、実はそこまで気にしなくても大丈夫なこともあります。
突然ですが、皆様にとって便秘とはどんな状態を指しますか??
・便が1日出ない
・便が3日出ない
・毎日あるが残便感がある
・毎日あるがバナナ様のきれいな便でなければ便秘だ!
などなど、人によって様々です。
例えば、便が1日出ないと便秘だとお考えの方にとっては、お子様が1日排便がないと心配なものですし、
3日出ないと便秘と考える人にとっては1日ないことはそこまで心配しません。
小児(特に乳児)では排便のペースが定まっていないため、毎日出ると思ったら3日出なかったりなどもあると思います。
そのため、「○○日出ないから便秘」とは一概に言えず、肝心なのはお子様の表情・痛みの訴えなどになります。
顔をしかめて「う~~っ」などと言っていればお腹が苦しいのかもしれません。
ただ、3日排便がないだけでは浣腸を勧めないお医者様も多いかと思いますし、保護者様も抵抗があると思います。
そんな時は一度ご相談にいらしてください。
小児はりはくせになったりもしませんので、「小児はりなしでは排便できなくなる」ということもございません。
排便ペースが定まるまでの間、排便がなく苦しそうにしていましたら小児はりで排便を促してみましょう。
同じ施術時間の中で、夜泣き・母乳を飲む量が少ない・吐乳などに対する治療も行えます。
皆様のご来院・お問い合わせお待ちしております。
2017年03月08日 13:58